Diary
03年05月13日 リネーマー・ケンZ
今日は、パナウェーブの『スカラー波防止ステッカーみたいなモノ』
を印刷して研究室に貼りました。
どんな反応が出るか楽しみ。
うあー、余裕だなぁ… きっちりと6時半前に起きました。
なんつーか携帯がない生活っていうのは、Oからのメールが届かないし、
さらに迷惑メールが来なくて良い。
『日常の疲れ』の1つが消えているおかげできちんとおきられるということなのか?
そんなワケで張り切って学校へ。
そして地下駐輪場から地上にあがってきて気付く…
定期買わなきゃ!!!(゚Д゚;
ヤッベヤッベ!!
…でも大丈夫!!
修検申し込み用の金1万… 俺が下ろした1万…
そして前からサイフに入っていた2000円がある!!
そこから修検… 効果テストチケット… 昼飯… ジャンプ…
もろもろの代金を引いていくと…
13000円ほど残ってますよママン!!!
フーやれやれ… コレなら定期買えますよ!!
と、いうわけでサイフの中身を見てみると…
(´Д`;!?
な、なぜか1万円残ってないんですけど!?
うっわ、1000円ばかり足りない!! どゆこと!?
はっ!? そういや昨日、マンガ買って3000円以上使ったんだッ!!
泣く泣く切符を買い、学校へ…
9時15分よりもちょっと前くらい…
研究室の前あたりで副手に向かう先輩と遭遇。
なんか俺がアイサツして道を譲り気味に避けたのに近寄ってきますよ。
HOMO!?(´Д`|||
先輩「ケンZが来てるよ。それも9時前から!!」
俺「うお!(´Д`;」
なんかケンZがいないという方向で俺の中の研究リズムが整っている故に
ちょっとペースが崩れるかも、と心配…
しかしまぁ、大丈夫だったかな、一応。
俺の方は、合成の成否を確かめたりとか、新たな条件で合成をはじめてみたり、
前から読んでる文献を読んだり、S先生の授業の宿題をやったりとかして過ごす予定。
そんなおり、先生から声がかかった。
先生「彼(ケンZ)も来てることだし… 3人で研究計画立てようか。」
俺「そうですね、やっちゃいましょうか。」
そう、正直ケンZがどれくらいのコトをやるのかって言うのは決まっていない。
だってこれまで話あったことないんだもん。
俺もノートを開き、先生とともにケンZの研究計画を立てていく。
そして、先生が大事なところをひとしきり話し終わった後…
ケンZ「先輩… さっきから気になってたんですけど…」
俺「ン?」
(俺のノートの『(ケンZ)研究計画』というところを指差して…)
ケンZ「コレ、岩崎(仮名)になってますよ!?
俺は岩木ですよ!!?」
俺「くっは!!!(゚Д゚; ゴメン素で間違えた。」
オミタクと先生爆笑。
ていうかさっきから気になってた…って、先生の話の方に集中しろよ!!
俺の方は研究計画やってくれませんでした。
まぁ、先生が望むこともやるべきことも分かってるけど…
ちょっと寂しい、放任されて。(´▽`)
昼飯は、OB2が寿司に行くとか言い出したので、俺とオミタク、三兵は研究室で安い飯。
俺はダイソーの『そぼろ丼』『豚汁』、ジャスコで買った『ラーメン屋さん』(オミタクに煽られて)…
オミタクはジャスコの『なっとくのハヤシライス』『チャルメラ』…
三兵は自宅から持参した弁当…
これだけ満腹食べて200円ですよお母さん。
昼飯を食べ終えてマッタリしているところに、S研の先輩がいらした。
この前、俺が副手の代理をした先輩である!!
モノ欲しそうに両手を差し出す俺。手( ̄▽ ̄)手
俺「よろしくお願いしマッス!! これで定期が買えますよー♪」
先輩「定期? 定期買うの? 5000円ね… はい、ありがとうございました。」
俺「またのご利用をお待ちしておりますー。」
そんなワケで定期代を確保…
午後イチはまぁ… テキトーに小ネタをちりばめながら…
2時ころだったか… ケンZが『この合成ってあとヒマなんですよね』って言って
ヒマそうにしていたので任務を与えた。
そう、去年の俺の経験から言って、この合成の待ち時間はつい遊んでしまう!!
俺がいままで読んでいた文献の和訳ファイルをフロッピーに入れてケンZに渡す。
『できるところまでいいから』と言い渡して俺は宿題とかに手を出す。
1時間半?くらい経過後…
ケンZ「先輩、ここまでやりました!」
俺「おう。………。
(あんだけ経ってコレ…? ていうか出来る所まで、って言ったのに… もうちょっと頑張ってよぅ…
ま、まぁ、でも英語弱いのかもしれないしな…うん。)」
ケンZ「一応、先輩も見て直して下さい。」
俺「え? いいよいいよ、大丈夫だって、ちゃんと出来てるよきっと。」
ケンZ「いえ、先輩が見てくださったほうが確実ですから。」
俺「あ、そう?」
………。
な、なんじゃコリャ?(゚Д゚;
ケンZの和訳
『それは、3の繊維の用品が著しく高い様相を示すことに注目する価値があります、
配給する(>200)他の派生語のものと比較して。
X線回折(XRD)測定は自己に組織された用品の周期的な分子の準備を調査するために
行なわれました。図3は、ぬれた状態で1-5の分子の集団のXRD回析パターンを示します。
2-5から形成された自己集団のXRDパターンはすべて、2θで広いピークによって伴奏をされる>20°
(それは代用されていない1のそれとは全く異なる)。
これらの結果は、芳香性の核心の側面の代用がπの鎮静効力のある影響を引き起こす
ことを示します。結晶の禁止に結びついて、分子中に積み重ねるπ。』
こ、これって日本語として成立しているのですか?(´Д`;
単語をムリヤリ日本語に直しただけじゃねぇかコレじゃぁ!!!
ケンZがやった部分を最初からやり直す俺。
努力したんだろうから、あまりにヒドイけれどもオトガメなし…ってことでやってあげる。
俺の和訳
『他の派生物のものと比較して、3の繊維材料は著しく高い方位比率(>200)を示すことに
注目する価値があります。
X線回折(XRD)測定は、自己組織化された材料の周期的分子配列を調査するために行なった。
図3は湿った状態での1〜5の分子集団のXRD波形を示す。2〜5から形成された自己組織化体の
XRD波形のすべては、2θ>20°で広いピークを伴い、その波形は無置換物1の波形とは全く異なる。
これらの結果は、芳香核での側置換は分子中のπ-πスタッキングの抑圧効果をもたらし
結晶化の抑制を引き起こすことを示す。』
…そう、コレくらいにしないと意味が伝わらないって…
しかし、結局オレは全部やったわけですが…
途中でとんでもないことに気付きましたよ。
ケンZの和訳の5行目にこんなくだりがあった…
『ピークによって伴奏をされる』
………。
えっと? な、なに? なんで伴奏?
これって化学の文献だよね…?
…って、俺は知ってるぞ!? このマヌケな和訳を俺は知っている!!
そう、これは、アレだ…!!!
翻訳ソフトに違いない…!!!!
化学の文献に通用するはずないだろっつーの!!
『伴奏』? そこは『伴う』だろ!?
俺「ケンZ… これ、翻訳ソフト使った?」
ケンZ「はい。」
………。
ケンZ… この英文をパソコンに打ち込むだけで2時間くらいかかったのかい…?
そして… 翻訳ソフトで出しただけの文章を『自分でやった』と渡してきたのかい…?
さらに… 君はこの文章を読んで違和感を感じなかったのかい…?
俺「話にならない!!(`Д´) 翻訳ソフトなんか使っても全然ダメだよ?
自分で辞書ひかなきゃ…
俺も昔使ったけどね、そんときはかなり手直しするハメになったよ。
だって意味がまったく通らないんだもん。」
ケンZ「やっぱり辞書ひかなきゃダメですか…?」
『伴う』が『伴奏』って訳されるくらいだから間違いなく。
ホンッと仕方ないなぁ… とカタを落としていたところに、トドメのネタ発動。(T□T)
ケンZが作って俺に渡してきたTXTファイルの名前…
『井沢(仮名)先輩論文』
オーレーはー『井川(仮名)』だーーーッ!!!(゚Д゚;
俺「復讐か? 今朝の復讐なのかーーッ!?」
またもオミタク爆笑。